岡野純のデビュー作であり、他にはない「マンガでわかるEvernote」
作品情報
内容紹介
「Evernoteって流行っているし便利そう! でもいまいちよく分からない。なぜ流行っているの? 何が便利なの?」
丁寧に操作法や利用法について書かれたEvernote入門書というべき本は、書店に行けばたくさん並んでいるけれど、どれから読めば良いか分からない! 結局今もEvernoteには手を出せずにいる。
「Evernoteの良さがよく分からない」「Evernoteを何に使えばいいか分からない」「スマホに入っている象のアイコンの意味が分からない」が「Evernoteを使いたくなってきた!」に変わる!
「新しい利用法を見つけた!」「家族や知人にEvernoteの便利さを伝えてあげたい!」と思える!
コミック感覚で読めるEvernote超入門!
▼目次
はじめに
第一章 入門編
Evernoteとはなんだろう?
パソコンやスマートフォンにインストールして使おう!
ノートを整理しよう!(1)〜ノートブックとタグ〜
ノートを整理しよう!(2)〜スタックとリンク〜
気に入ったウェブページをクリップしよう!
第二章 実践編
新聞や雑誌をスクラップしよう!
ノートを検索してみよう!
手書きのメモを取り込もう!
ライフログを残そう!
第三章 応用編
プレミアム会員になろう!
便利な連携アプリを使おう!
いろんな使い方をしよう!
おわりに
解題
出版社
インプレス
発売日
2012年2月4日
ページ数
75ページ
形態
4コマ+解説文
制作経緯
2011年8月5日、生まれてはじめて参加したセミナー「シゴタノ!電子書籍入門セミナー」。
セミナーで刺激を受けた僕は、その帰り道に「自分も本を出したい」とTwitterでつぶやきました。
そのツイートが出版社の方の目に触れたことがきっかけとなり(実際は日頃からブログを書いていたことや、交流のあったライフハック界隈の著者の方々のお口添えなどがあってだと思いますが)、晴れて初の電子書籍出版の運びとなりました。
内容については最初から決まっていたわけではなく、編集さんとの打ち合わせの中で徐々に詰めていきました。
結果として、その時点で最もPVのあったブログ記事をベースとしたEvernoteの本を書くことに決まりました。以下の記事がそれです。
正直なところ、すでにEvernote関連本が多く発売されている中でEvernoteの入門本、しかも電子書籍で出して果たして読まれるのだろうかという不安もありました。
しかし編集さんに「この波に乗りましょう」「漫画で紹介している例はまだない」ということをおっしゃっていただいて、形となりました。
本を出せる!というワクワク感と、こういう若干の不安を抱えての企画でしたね。
ちなみに、解題として大橋悦夫さん(@shigotano)に寄稿いただいておりますが、発売まで私自身知らなかったので大変驚いたとともに感激したのを覚えています。
制作のポイント
編集さんのおっしゃったとおり、Evernote関連本は多くあれど漫画で解説している例はなかったため、「Evernoteって聞いたことあるけど何に使うの?」という方向けにまずは利用イメージを掴んでいただくための、とにかくまさに超入門的な趣旨の本にしようと心がけました。
僕の身近なブログ友達などもそうでしたが、すでにEvernoteに精通している人にとっての目新しい情報はほとんど無いであろう本です。しかしそういう方たちにも面白く読んでもらいたいという想いから、4コママンガだけでも楽しんでいただけるように努めて制作しました。
ちなみに本作はインプレス社のQuickBooksというレーベルのローンチ作のひとつだったこともあり、デジタルファースト(紙書籍の電子書籍化ではなく、はじめから電子書籍特化を意識した制作手法)ならではの特性を活かしたスマートフォンでも読みやすい文量、構成を意識しました。
多すぎないページ数と、4コマ+文章という構成が描きやすかったこともあり、制作期間1ヶ月ほどで書き上げました。
読者様の反応(書評記事・Amazonレビューより)
細かい具体的な使用方法を説明している本はたくさんありますが、「難しいことは抜きで、Evernoteってこんな感じなんだよ。楽しいでしょ?」ってことを伝えてくれる本です。
言葉は知っていても何となく敷居を高く感じていたEvernoteですが、
この本を朝注文して、昼休みに気楽に読んで、夜には50枚少々ですが名刺管理まで出来ました。
Evernoteで撮影した名刺のOCRまで出来ているのに感激。
ヘビーユーザ様には物足らないでしょうが、入門書としては内容も価格も言うことありません。
超入門と謳っているだけあって、とにかく簡潔で分かり易い内容でした。これまで何となくevernoteを使っていましたが、「なるほど!」な発見もありました。価格がお手軽でサッと読了でき、evernoteの基本的な使い方や便利機能を一通り抑えられたので満足です。ただし、数年前に発刊された書籍ですから、evernoteと連携できる機器やアプリの紹介の箇所は最新ではありません。もちろんこれは仕方ないことです。自分に合ったツールや使い方を探したり試したりすることを楽しみましょう!
まず非常に読みやすい。すべて読むのに、30分くらいしかかからない。
「Evernoteについて知りたいけど、書店の本を買ったり、よく分からないブログの記事を読むのはちょっと」という人は、購入して読む価値があると思う。
Evernote がどんなものであるのか。どんな存在であるのかが分かりやすく書かれている。
かなりあっさりしているので活用術まで求めている人は、別の書籍を当たるべきだろう。
エバーノート関連の書籍は他にも幾つか出ているようですが、私はまだこれしか読んだ事がありません。なので「この本が一番!」と言える訳ではないのですが・・・
「マンガ」で実際の使用法、「注釈」文書が細かい説明をしてくれる、と言うのは初心者でもスッと入ってくる良い方式だと思います。
今後、使用頻度が上がり、それに伴って様々な使用法が必要になってくる・・・かもしれません。もし、この書籍でまかないきれない時は別の書籍を探せばいいかな。
取り敢えず、しばらくはこのマンガで充分と実感しました。