「意識しよう」、「気をつけよう」、「がんばろう」。
これらの言葉を、僕は信用していません。
会社でもこういった意気込みやアドバイスを毎日のように耳にするのですが、そのたびに残念な気持ちになります。
ほとんどの場合において、これらの言葉には効果が無いからです。
「意識してもできない理由」をつぶす
やる気がわかない、忘れてしまう、時間がない、
具体的に何をすれば良いか分からない。
これらは「意識してもできない理由」として一見仕方のないものです。
しかし、裏を返せば「意識する」とはこれらの理由を正当化するためだけの逃げの言葉です。
本気で自分や他人の何かを変えようとするなら、これらを「仕方なくない」状況に持っていくべきです。
僕が大人になってから再び漫画家を志したとき「漫画家になれるようがんばろう!」「毎日絵を描くようにしよう!」と意識しただけだったとしたら、いつまで経っても漫画家にはなれなかったでしょう。
「これ以外のことは今日はやらない」という1日のタスクリストを作って、その中のしかるべき時間帯に「漫画家になるための行動」をタスクとして配置するという「やらざるを得ない仕組み」を作ったからこそ今僕は漫画家を名乗れるようになりました。
何かを変えたいなら「やろうという意志」だけに頼るのではなく「やらざるを得ない環境」を作ってしまうこと。
意識改革よりも仕組み化に努め、「意識してもできない理由」をつぶすことが何よりの早道です。
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