「ブログを書かない電子書籍作家」でいようとすると困ったことになる3つの理由

アウトプットの巻


僕はたぶんブログよりも電子書籍からのほうが、名前が売れています。
電子書籍で初めて僕の名前を知って、それからこのブログに来てくれたという方も少なくないでしょう。
また、収入額で言っても圧倒的にブログよりも電子書籍からのほうが多いです。

それなら僕はもう「電子書籍作家」として、電子書籍執筆だけに専念していればいいんじゃないかと思われるかもしれません。
でも、電子書籍作家は電子書籍だけ書いていてもダメなんです。
SNSもやったほうが良いだろうし、時にはイベントに参加したりといったことも必要でしょう。
僕のようなマイクロ漫画家は特に、です。

そして、なによりもやっぱり「ブログ」を書くべきです。
「ブログを書かない電子書籍作家」でいようとすると、いろいろ困ったことが起こります

読者との接点が切れてしまう

今までの経験で言えば、電子書籍1冊書き上げるのにだいたい3〜4ヶ月程度はかかります。

そうすると、そのあいだ読者との接点がゼロになるわけです。
せっかく本を読んでもらっても読者との関係はそれっきりになってしまう可能性が高く、次につなげることができません。

毎回新規顧客を獲得できるような新規コンテンツを、生み出しては消費し続けるような活動はつらいものがあります。
そんな「著者と読者をつなぐ場」として、ブログは有効です。

ネタが生まれない

これもまた経験上から分かるのですが、本1冊書けるだけのネタは一朝一夕でポンと生まれてくるものではありません。
日々の思考や行動の記録があって、初めて本のネタにできそうなことが見えてきます。

その記録媒体としてブログが役立ちます。
ブログから本へネタを使い回すのもアリなので、いざ本を書くときにまったくのゼロから内容を生み出す必要がなくなります。
電子書籍の執筆過程をそのままブログコンテンツにしてしまうというのもアリです。

また、単なるメモや日記と違ってブログは人の目に触れるアウトプットです。
記事へのPVや反応を指標に、本のネタになり得るかどうかの判断もしやすくなります。

収入源のリスクがある

これは僕自身まだ構築しきれていないのですが、可能な限り収入源は複数確保すべきです。
Kindleからの収入だけをあてにしていて、万が一KDPの仕組みが廃止されてしまったら途端に収入がゼロになってしまいます。

そのときのために、ブログからの収入もあったほうが良いことは間違いありません。
先述のとおり著者と読者をつなぐ場としてブログを活用できていれば、電子書籍に代わる商品の紹介も届けやすくなります。

以上です。
電子書籍に力を入れていこう!と考えている方はぜひブログもあわせて活用してみてください。

…と、こんな感じの話もできるかもしれないイベントを9月5日に開催します。
まだ席に余裕がありますので、ご興味ある方はぜひお気軽にいらしてください。

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