過剰包装だったかもしれない「丁寧さ」を捨ててスピードアップをはかってみる

セルフマネジメントの巻


現在、並行で描き進めたい漫画が3つくらいあります。
3つの作品をほぼ同時に描き進めるというのは自分の経験上まずムリなんですけど、なんとかしてやってのけたい。

今までやっていたこと以上のことをやろうとするなら、必ず代わりに何かをやめなくてはいけません。
で、自分のここ数ヶ月のTaskChuteCloudの記録を見返して「これはやめてもいい」と思える時間は無いか探してみたのですが、残念ながら見つからず。

そこでちょっと発想を変えてみました。
「行動そのもの」をやめようとするのではなく、「行動の中身」の中でやめられるものはないだろうか、と。

そう考えてたら、あることに気づきました。
実は最近の僕は、かなり丁寧に漫画を描くようにしていたのです。

線を綺麗に描くようにしたり、色や影をしっかり付けたり、質感や構図にこだわったり。

「やる気クエスト」の中盤くらいからそういう想いが出てきて、その後メルマガでちょっとだけ描いてた「フレームワーカー」や「EVERNOTE FANTASY」という作品ではかなり絵の質にこだわっていました。

結局それらの作品は途中でなぜかしんどくなって今は描いてないんですけど、今思うと、「うまく描こう」という想いにとらわれすぎて心理的・作業的負荷が大きくなり過ぎてしまってたのかな、と。

僕は漫画を描きますけど「絵で魅せたい」という欲求はほとんど無くて、どちらかというとストーリーで読者さんを革新に至らせることができればいいんです。

そのために絵は欠かせない要素ではあるのだけど、最低限でいいのかもしれない。
極端な話、「分かればいい」のかもしれない。

「Evernote超入門」や「タスク管理超入門」の絵は今は自分で見てもお世辞にもうまいとは言えないし丁寧さにも欠けるけど、伝えたいことは伝わってる。

つまり、「丁寧さを捨てる」イコール「質を落とす」には繋がらないんだと気づいたんですよね。
丁寧さを落としてもなお本質は失われていないとすれば、丁寧さは単なる贅肉、単なる過剰包装に過ぎなかったのかもしれないということです。

というわけで今後の僕は、「過剰に丁寧な仕事」をやめることにしました!
試しに丁寧さを捨て、速さと最低限の分かりやすさを意識して漫画を描いてみたら、かなりスピードを出せることを確認しました。

これなら心理的・作業的負荷も下がって、アウトプットの量が増やせそうでワクワクしています。

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