仕事でミスをしたり、他人と比べたときに「自分を変えたい」と思うことがよくありました。
だけど一晩寝たらどうでもよくなって、またなんとなく一日を過ごす。
そんなふうに僕は何年も生きてきました。
そのまま一生を生きていくことも可能だったのかもしれません。
だけど僕は気付くことができたのです。
自己啓発書を読んで虚しくなっていたのは、何も行動を起こさないままその結果だけを追い求めていたから。
そうではなく、環境を変え、行動を変え、はじめの一歩を踏み出すことさえできればそこはすでに楽しい世界なんだということに気付くことができました。
今の僕は、自分の漫画をブログというメディアを通じて大変多くの方に見ていただけるようになりました。
本まで出させていただき、ワークショップの日にはみなさんの生の顔を拝見しながら絵を公開することもできました。
一般に言う漫画家とはスタイルが違いますが、僕はある意味で漫画家になれたのだと思っています。
だけど本当に楽しいと思うのは、その結果ではありません。
絵を描くのが趣味だと言うのを恥じていたあの頃と違い、今は絵を描くことが好きだと胸を張って公言できます。
これが楽しいのです。
そう、僕が子供の頃に本当に抱いていた将来の夢は漫画家になることではなく、漫画を描くことが好きだとみなさんにこうして伝えられる生活だったのではないかと思うのです。
明日を楽しくする方法。
それは、夢を明らかにし、いくつかのツールとテクニックによってあなたが実践しやすい環境を作るだけです。
みなさんの夢の叶う場所までの道しるべとして、今回の僕のお話がヒントになると感じていただけたら本望です。