前回のお話はこちら。
意識ではなく環境を変えることの意味と方法【アシタノツール&テクニックVol.3】 « 4コマでわかる!ITのこと
僕はまず、自分がどうなりたいのか、何をやりたいのかを明らかにする必要がありました。
そのために実践したのが、このひとつめのテクニック。
夢を収集する
自分のなりたい姿を明らかにするためにまずやるべきこと、それは夢を収集すること。
すなわち自分のなりたい姿ややりたいことを書き出す、ということを私は実践したのです。
夢というと壮大なものを想像されてしまうかもしれませんが、誰々に会いたいとか、どこどこに行きたいとかなどの小さなことでもいいのです。
もちろん逆に、今は到底手が届かないような望みでも。
とにかく自分の頭や記憶の中にある願望を洗い出し、それらを可視化したかったのです。
これを実践しようという考えに至ったヒントになったのはGTDでした。
一日一個でいい
しかし、GTDに則ってこのゴールのない収集作業を一気にやろうとするのは、時間的にも心理的にも多くの負担がかかるであろうことが予想されました。
ですから僕は、とりあえず一日一個だけ夢を書き出し、100個夢が貯まれば良いというルールを設けました。
もちろん一日に2個も3個も思いついたならそれはそれで良しとします。
この緩くGTDを始める手法はZTDと表現されることもあります。
ZTD については以前アシタノレシピで書きました以下のエントリーをご参照ください。
【ぼくらのタイムマネジメントストーリー】第4話 これならできる!今から始める簡単GTD(前編)
これなら、遅くとも約3ヵ月後には自分の夢が明確になり、動き出すことができます。
3ヵ月という期間を長いと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、今まで何年もできていなかったことが遅くとも3ヵ月後にはスタートできるのです。
そう思えば決して長くはないと僕は思えました。
夢を収集するためのツール
さて、何を使ってどこに夢を書き出していくか。
ここでツールの必要性を感じることになります。
僕が夢を収集するためのツールに求めた条件はふたつ。
ひとつは、思いついたときにいつでもどこでも書き出せること。
ふたつめは、書き出した夢が一カ所に集約され、さらに分類整理できること。
以上の条件から僕は、iPhoneアプリであるFastEverを使って、Evernoteの中に夢を書きためていくことにしました。
FastEver – 素早く簡単にEvernoteにメモ 1.9.4(¥85)
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: rakko entertainment – rakko entertainment(サイズ: 1.3 MB)
全てのバージョンの評価: (1,418件の評価)
これはあくまで僕が思いついたツールです。
例えば普通の携帯メールで自分宛に夢を送っておくのでもいいでしょうし、付箋紙に書いて手帳に貼っておく、などでもいいでしょう。
大事なのは、そのツールが自分の目的と求める条件に合致しているか、です。
それさえ満たしていれば、使うツールはなんだっていいのです。
続きはこちら。
忘れないように気をつけるのではなく、忘れようがない環境を作る【アシタノツール&テクニックVol.5】 « 4コマでわかる!ITのこと