習慣力、パラレルワーク…未完作を含む21の「マンガでわかる」がここに!
作品情報
内容紹介
大事だと知りながらも、多くの人が身につけられずにいる「習慣力」。
なぜ習慣力はなかなか身につかないのか?どうすれば身につくのか?
やりたいことをやるために、なりたい自分になるために。
いま、夢を追う者たちの「習慣力」をめぐる試行錯誤の物語が始まります。
表題作の「習慣ハッカー」ほか、Evernoteや時間管理術をRPGの世界に持ち込んだ「EVERNOTE FANTASY」「時間クエスト」などの未完作品に加え、様々な商品やサービスを独自のテイストで伝えた紹介マンガなど、全21作品を収録。
さらに、各作品のセルフライナーノーツを描き下ろし掲載しました。
読んだ人が、思わず行動を起こしたくなるような真の意味での「マンガでわかる」漫画。
そんな作品作りに挑戦し続けてきた岡野純の、こだわりの技法や想いが垣間見える作品集となっています。
kindle年間ランキングビジネス経済部門3位受賞の「マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門」や「やる気クエスト」など、数々の「マンガでわかる」ヒット作を生み出してきた岡野純の初の短編集コミックス。
▼目次
1.習慣ハッカー
【未完作品集】
2.完璧主義者のタロットカード
3.あたらしいマンガ家
4.フレームワーカー
5.EVERNOTE FANTASY
6.働き方クエスト
7.時間クエスト
8.時間クエスト(改)
9.CHANGES GAME
10.CHANGES GAME(改)
11.パラレルワーク超入門
【商品・サービス紹介作品集】
12.20年後の君に伝えたいこと
13.コーチング紹介
14.BBQサービス紹介
15.ピラティス連動バイクレッスン紹介
16.jMatsuzakiバンド紹介
17.複業クエスト
18.肩書きクエスト
19.ウェルスクエスト
20.アメリカン本
21.思い出は淡い雪のように
あとがき
出版形式
KDP
発売日
2020年3月28日
ページ数
376ページ
形態
ストーリー漫画(短編集)
制作経緯
2010年3月以来、10年間ずっと「マンガでわかる」系のマンガばかり描いていました。
しかし自分ひとりでマンガを描いていると、途中でどうしても「これは本当に面白いのか?」「このテーマで描き続けることに意味はあるのか?」という自問自答に襲われることが多々あります。そこからなかなか思うように描けなくなってしまい、いつしか休載状態に…という作品が溜まっていってしまいました。
いつか続きを描くかもしれないと思いつつも、おそらくはこのままお蔵入りしてしまう可能性が高そう。それなら、たとえ短くても途中までであっても、それでも読みたいと思ってくれる人に読んでいただきたいと思い一冊にまとめることにしました。
表題作の「習慣ハッカー」ほか、未完作品を10作品。
それに加え、コミカライズサービスなどで描かせていただいたマンガを10作品。
さらに各作品のセルフライナーノーツを描き下ろし、トータル370ページ超え。
すべて「やる気クエスト」以降に描いた作品ですが、我ながらこんなに描いてたのか…と思えるボリュームになりました。
制作のポイント
漫画の短編集というのは数多くあれど、収録作品の大半が未完成作というのは前代未聞かもしれません。
これを一冊の本として出すことには、僕自身、抵抗がなかったわけではありません。
しかし、それでも出すべきだと思えました。
というのは、改めてこれらの作品を自分で読み直しているうちに、自画自賛ながら「すごい面白いな」と思えたんですよね。途中までしか描いていないのがもったいない!と思えるくらい。
でも続きをすぐに描けるわけじゃないし、 今この時点で面白いんだから、必ずしも「完成」にこだわる必要はないんじゃないだろうか。
というか、もしこの「未完成品」の状態で読者さんに「続きを読みたいと思えるくらい面白い」と思ってもらえるとしたら、それがもうこれらの作品にとっての「完成」と言えるんじゃないだろうか。
つまりこれらの作品は、未完作品であることですでに存在意義がある。
そう思えてからは、半ば勢い任せに一気に作業。
発想からおよそ1週間で発売に漕ぎ着けることができました。
各漫画作品の制作経緯はポイントは本書内にセルフライナーノーツとして書いていますので、ぜひご一読ください。
読者様の反応(書評記事・Amazonレビューより)
きちんとした作品を楽しむというよりは岡野さんのいろんなマンガをちょい読みする本でした。ネームやセリフだけのページもあり、こういう風に作られているんだなぁとみることができて面白かったです。