ごく普通の働く人にとっての、実現可能な夢の叶え方
作品情報
内容紹介
「自由に生きよう」
「好きなことを仕事にしよう」
そんなメッセージが、昨今よく語られています。
それが素晴らしいことなのは分かっている。
でもどうしても、自分にはできない。
結局こういうことができるのは、ごく一部の人だけなんだ。
時間やお金に余裕があって、類まれなるスキルやアイデアに恵まれていて、さらに並々ならぬ覚悟を持って夢への道に飛び出せるような…。
と、こんなふうに思ったことはありませんか?
僕(岡野純)もそうでした。
子供の頃から漫画家という夢を抱くも、それで食べていけるわけがないし、家族を抱える身で会社を辞めて夢に向かうほどの覚悟もない。
そんなふうにして夢を諦めていた「臆病者」でした。
でもいま僕は、漫画家をやっています。
別にすごいスキルやアイデアが手に入ったわけでもなければ、会社も辞める度胸も相変わらずありません。
なにも危ない橋を渡ってはいません。
つまり、臆病者のまま夢を叶えたのです。
そして分かったのは、臆病者には臆病者なりの夢の叶え方があるということ。
そんな一部の「すごい人」のための方法論ではなく、ごく普通の働く人にとって実現可能な夢の叶え方をマンガでお伝えします。
【目次】
第1話 僕は、臆病者
第2話 夢への誤解、そして漫画家へ
第3話 先入観からのパラダイムシフト
第4話 臆病者のための夢の叶え方
第5話 エンジンのつくりかた
最終話 いま、ここで
出版形式
KDP
発売日
2019年10月10日
ページ数
51ページ
形態
ストーリー漫画
制作経緯
本書は、2015年11月に開催した「ライフエンジンセミナー」で岡野純が講演した内容を電子書籍化したものになります。
本書を制作するにあたり、ライフエンジンという名前やロゴの使用については現在のオンラインコミュニティ「ライフエンジン」の運営である jMatsuzaki にご快諾いただきました。
また、当時セミナーにご参加いただいたうさぼうさんと和田稔さんには、今回表紙の帯コメントを頂戴しました。
制作のポイント
そもそも4年前のイベントを行う時点で、電子書籍化を想定して講演スライドを作成していました。
実際電子書籍として出版するのはイベントから4年ほど経過してからになりましたが、自分の価値観や想いはほとんど変化していなかったため、内容的にもほぼ当時の講演時の資料のままとなっています。
本書のあとがきは今回新たに書き下ろしました。
4年前の講演内容を電子書籍化するにあたっての現在の想いなどを書いてみましたので、ぜひこちらもお読みいただければ嬉しいです。
読者様の反応(書評記事・Amazonレビューより)

うさぼうさんのnoteから純さんの本を続けて読んで、最後の純さんのメッセージの内容が深々と刺さり、私は部屋で一人泣いていました。もう3日前のことです。衝撃すぎて、何がどう自分に刺さったのか、自分の中で響いているのか、上手く把握もできない状態でした。でも、自分にとって大きな気付きがあったことだけはわかった。

臆病者だと感じている方ならば、いつか臆病者を卒業したいと思っているのではないでしょうか。また、いろいろ理由はつけつつも、結局本気でやる覚悟がないだけなんじゃないかと自分を責めちゃうこともあるかもしれません。そんな方にこそ僕はこの本を薦めたい。

本書を読むと、そんなたわいもない趣味を続けることに対して、勇気がもらえ、さらに積極的に行動する意欲が高まりました。本書は、漫画でコンパクトにまとまっていますので、自分の夢や趣味に対して意欲が低下してきたら、何度も読み返したい本です。
僕のように、行動したいけど夢を実現するためになにかをできていないというかたはぜひ読んでみてください。
思ったより短くてシンプルだったけど、読んだ後、したかったことをやりたいって気持ちが大きくなって、私は○○をしたいんだって誰かに伝えたくなった。なんかやりたいことを進めるためのエンジンが始動して、気持ちよく噴け上がってる感じがした。
近頃の啓発本は、やたらと「好きな事して生きろ!」という具合で、フリーランス化を推奨する論法が強いと思います。だけど現実的にハードルは高いし、企業にはそれ相応の存在価値があり、全員がフリーランスというのも現実味が無いですよね。そんななか、サラリーマンの夢の叶え方を具体的に説いているのが心地よく響きます。
フルタイムで働いてるから、時間がないから、と、やりたいことも探せずに漫然と生きてる自分に、優しく喝を入れてくれる作品。
世の中には色々なキャリアの考え方がありますが、著者ならではの具体的な事例と漫画のおかげでわかりやすくまとまっています。