至高のタスク管理手法「タスクシュート時間管理術」が学べる!
作品情報
内容紹介
家族会議で引っ越しが決まった主人公・じゅん一家。
しかし、一週間経っても何もできていないことに焦りを隠せない…ズボラなじゅん。
・引っ越し業者への連絡
・大家さんに連絡
・リサイクルショップに連絡
・粗大ごみの予約
・インターネット手続き
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ToDoリストはできているのに、何もできていない!?
怒られるじゅん。
こうして、「時間管理」の学び直しが始まります。
期限の決まった引っ越しと、父としての威厳をかけた「時間管理術」。
予定どおりに引っ越しを終えることができた理由とは?!
果たして、引っ越しと時間管理術の関係とはいかに?!
出版社
金風舎
発売日
2014年12月4日
ページ数
169ページ
形態
全編マンガ+項目ごとまとめページ
制作経緯
以前から僕自身タスクシュート式を意識したタスク管理は実践していましたが、実際にタスクシュート系のツールを使うようになったのは前著の『マンガでわかる!幼稚園時でもできた!!タスク管理超入門』を書いたあとくらいからです。
そしてタスクシュート時間術の有用性をさらに実感し、より多くの人に広めたいという気持ちが湧いてきていました。
そんな折、佐々木正悟さん(@nokiba)が大橋悦夫さん(@shigotano)監修のもと出版された『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? ~「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術』を読んで、一日のシミュレーションをカーナビに例える比喩表現などを見て「この内容は、ぜひマンガで描いてみたい!」と思いました。
で、それを佐々木さんに恐る恐るお伝えしたところ「ぜひやりましょう」とご快諾いただいて、出版社さんに話を通していただいた形です。
制作のポイント
誰かの原作があってそれを漫画にするというのは初めての経験でしたので、まずはとにかく原作をしっかり読み込みました。
前述の通り、今回の原作にはカーナビや部屋の表現などすでに分かりやすい比喩が多々使われていましたので、まずはそれを忠実に再現することを意識しました。
さらにこれは偶然なのですが、この頃ちょうど僕自身引っ越しをするタイミングでした。
その引越しと、前述のカーナビや部屋の比喩表現は非常に絡めやすいことに気づき、全体のストーリーのモチーフを「引っ越し」とすることに決定しました。
タスク管理という「テーマ」と、引っ越しという「モチーフ」。
このように、テーマとモチーフの異種配合が自分流の「マンガでわかる」の特徴かもしれないと気づき始めたのは、この作品がきっかけでした。
読者様の反応(書評記事・Amazonレビューより)
わたしも1年使ってきたツールについての振り返りを兼ねて概念を復習するために今回本書を手に取ったわけだが、さっと読めて役立った。マンガなので30分もかからず読めるし、オススメ。
岡野純さんのタスク管理の漫画って、本当に分かりやすくて、もう一度タスク管理を頑張りたい!っていう気持ちでいっぱいになるんです。
引っ越しが題材となっており、時折登場するタスクシュートの現実世界への例えが極めて秀逸。
マンガだから気楽に読める。マンガだから何回も読みたくなる。そしてじわじわと漢方薬のように効いてくる。
やや独特な考え方だがこの本はマンガでとても読みやすくポイントがつかめ、さらにスマホで通勤電車の中でも読める利点は大きい。