先週沖縄旅行に行ってきた妻と子供たち。
iPhoneで撮ったその写真を使って妻はどうやらFacebookにアルバムを作りたかったようです。
しかし、iPhoneからではどうにもFacebookアルバムが作りにくい。
かと言ってパソコンから作業しようにも、iPhoneに入っている写真を手作業でパソコンに送るのが面倒。
ということで僕に助けを求めに来てくれました。
ありますよありますよ、良い方法が。
DropboxでiPhoneの写真を自動でパソコンに送る
まぁいろいろ方法はあると思うのですが、僕が提案したのはDropboxのカメラアップロード機能を使った方法です。
「Dropboxって何?」という方は、こちらのエントリーをご参照ください。
いつでもどこでも同じファイルを扱える!Dropboxとは « 純コミックス
Dropboxの登録作業は僕がやってあげました。
別にこんな作業は身近なできる人がやってあげればいいことなのですから。
僕が妻に教えたのは、
- iPhoneで写真を撮ったらiPhoneのDropboxアプリを立ち上げること
- パソコンのデスクトップのDropboxフォルダを開けば、そこにiPhoneで撮った写真が取りこまれていること
このふたつだけです。
このふたつさえ覚えておけば、妻は自分でiPhoneで撮影した写真や動画をワイヤレスに、ほとんど自動的にパソコンに取り込み利用することができます。
3つの壁をうまく排除したIT活用例
これはスマートフォン+クラウドでしか成し得ないワザです。
そしてここにお金は全くかかっていませんし、設定も僕がやったので問題ありません(本人がやっても難しい作業ではなかったと思いますが)。
利用の動機も、妻自身の「写真を一括で送信したい」というものから来ています。
つまりIT活用を阻む3つの壁(金銭的な壁、環境構築の壁、利用目的の壁)が、今回はうまく取り除かれた例と言えるでしょう。
設定や仕組みは分からないままでもいいですし、もしかしたら活用するうちに自然に理解するかもしれません。
大切なのは、スマートフォン+クラウドの活用でこのように日常でちょっとラクをしてもらうこと。
そしてスマートフォン+クラウドによりラクができるんだと知ってもらうことだと思っています。
今回はほんの小さな一例ですが、こういう例がどんどん広まってIT活用の輪が大きくなっていけば嬉しいですね。