「IT活用の楽しさを分かりやすく伝え、より広く多くの人にとって身近なものにする」
これは、僕が掲げているミッションのひとつです。
このブログや、出版した電子書籍&紙の本もこのミッションに基づく活動です(ブログはもっと雑多な内容となっていますが)。
このミッションの詳細な内容についてはまた別の機会に書きたいと思っています。
今回は、このミッション達成のために役立ってくれる僕のひとつの能力、「絵」というものについて。
「絵を売る」と「絵で売る」
僕は今まで「絵を売りたい」のか、それとも「絵を使って他の何かを売りたい」のかが自分で分かっていませんでした。
というか、そこに違いがあることにすらつい最近まで気づいていませんでした。
結論から言うと、僕は「絵で売りたい」のです。
売りたいものは他にあって、絵はあくまでそれを売るための道具だということです。
このことに気づき始めたのは、アシタノワークショップで講演をさせていただいた後です。
4コマでわかる!第1回アシタノワークショップで初講演してきたこと #ashitanoWS « 4コマでわかる!ITのこと
あの日僕は、本当に自分が心から喜びを感じる活動ができた気がしました。
その喜びの理由は講演内容でもお伝えしたとおり、自分の絵を多くの人に公開できるようになったからだと思っていました。
それはそれで紛れもない事実です。
本当の夢【アシタノツール&テクニックVol.12】 « 4コマでわかる!ITのこと
しかしこの日感じた喜びのポイントは、実はもっと別の部分にありました。
ITツールの活用法や、自分の想いを自分の言葉で伝えることができたこと。
その手段として、絵を用いることができたこと。
そこに本当の喜びを感じていたことに気づいたのです。
実はバイキルトだった
では、僕にとって絵とは何なのでしょう。
ふと、さをんさんが以前書かれた面白いエントリーを思い出しました。
補助魔法的な存在を目指す 【 マインドマップ1年生 plus ライフハック! 】
そういう、サブ的なことをするのが私はとても好きなのです。
いわゆる補助魔法的な感じ?
ベホマズンじゃなくてバイキルト、みたいな。イラストという表現手段は
その補助魔法的なことを叶えることができるし‥
(中略)
私自身が私の価値を上げることで、
誰かの価値を上げる力を持つこともできる。
改めて読んでみて分かりました。
僕にとっての「絵」とは、僕自身へのバイキルトだったのです。
バイキルトとは・・・
国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズに登場する呪文(魔法)。
「味方一人の攻撃力を2倍にする」という強力な補助呪文である。
(ピクシブ百科事典より)
僕がやりたいのは、IT活用の楽しさをより多くの人に伝えること。
でも言葉だけではなかなか伝わらない事もあるし、興味すら持ってもらえない事もある。
そこで僕は絵というバイキルトを使います。
これにより、僕の「伝える力」に「わかりやすさ」や「敷居を下げる」などの効果が加わります。
そして結果的に、僕の「伝える力」を強化してくれるというわけです。
あなたの「それ」は、バイキルトかも
自分が得意としていること、好きなことを売りにしようと思ったけど、いまいち自信が湧かなかったりうまく商品化できなかったり。
もしそういう経験をお持ちでしたら、ちょっと視点を変えてみてはいかがでしょう。
もしかしたらそれ、実はあなたにとっての「バイキルト」なのかもしれません。