自分の中にあるさまざまな要素をカード化して「デッキ(カードの集まり)」を作り、その中の何枚かをいわゆるポーカーの役のように組み合わせて行動に移していく『じぶんデッキ』というパラレルワーク手法。
前回の記事で、カードには8つのタイプがあると書きました。
僕の中にあるさまざまな要素を「ミッション」「スキル」「ポジション」「アイテム」「パーティー」「フレンド」「モンスター」「クエスト」という8つの分類で洗い出し、カード化したものです。
今回はその中の「ミッション」タイプについて書きたいと思います。
ミッションタイプのカードとは
一言で言えば、自分の行動指針となるカードです。
ミッションというと大げさな印象を受けるかもしれませんが、あまり難しく考える必要はありません。
具体的には、下記のようなことをカードに書きます。
- 夢
- やりたいと思っていること、あまりやりたくないこと
- 好きなこと、苦手なこと
- 価値があると感じること、大事にしていること
- 強みだと思うこと
- こうありたいという姿
「やりたいこと」に対して「やりたくないこと」のように、逆のこともカードになります。
そういったことも含めてカードとして可視化しておくことで、「本当にこれをすべきだろうか」「こんなやり方でいいんだろうか」などと悩んだ時に、自分の行動をコントロールするためのハンドル、アクセル、ブレーキとなります。
ミッションタイプのカードの例
こちらは、ミッションタイプのカードの例です。
ちょっと大きめの夢もあれば、ちょっとしたやってみたいことなども書いてあります。
一見どうでも良さそうな趣味などもありますが、こういったものも後々カードとして役立つ可能性が大いにあります。
そのほか、ストレングスファインダーやウェルスダイナミクスといった自己診断ツールで知った自分の特性もカードにしています。
私のストレングスファインダー、ウェルスダイナミクスの診断結果はプロフィールページに詳しく書いていますので、よかったら参考にご覧になってみてください。
ミッションタイプのカードを使ったクエストの例
自分の持ち札(デッキ)の中から何枚かを選び、組み合わせた役を作って行動に移すことをクエストと呼びます。
こちらは、ミッションタイプのカードがどんなクエストに使われたかを示す事例です。
「PRG好き」といった些細な趣味のようなものであっても、挑むクエストによっては大事な価値観であり、欠かせないカードになります。
ミッションタイプのカードは原動力
ついつい迷ったり立ち止まりがちなパラレルワークにおいて、ミッションタイプのカードは自分の行動の方向性を決定づける原動力になります。
ぜひあなたも自分のミッションを洗い出してみてください。