2020年3月30日にKindle新刊を発売しました。
「作品集」という形式で本を出すのは初めてですね!
習慣ハッカー 岡野純の「マンガでわかる」作品集 (グッドバイブス eBooks)
全21作品、370ページ超え!
こちらが目次です。
表題作の「習慣ハッカー」ほか、未完作品を10作品。
それに加え、コミカライズサービスなどで描かせていただいたマンガを10作品。
さらに各作品のセルフライナーノーツを描き下ろし、トータル370ページ超えの一冊となりました。
すべて「やる気クエスト」以降に描いた作品ですが、我ながらこんなに描いてたのか…と思えるボリュームでした。
未完作品を収録した理由
漫画の短編集というのは数多くあれど、収録作品の大半が未完成作というのは前代未聞かもしれません。
これを一冊の本として出すことには、僕自身、抵抗がなかったわけではありません。
しかし、それでも出すべきだと思えました。
というのは、最近僕は自分の過去作品からエッセンスを抜き出して日々ツイートする、ということをやってたんです。
召喚士が #Evernote の便利さに気づく話 1/2#マンガ #漫画 #EvernoteFantasy pic.twitter.com/DDbkC6SKGO
— 岡野純🖋Kindle新刊「習慣ハッカー」発売中 (@jun0424) March 18, 2020
いつのまにか時間を奪い去っていく「時間泥棒」の正体。#マンガ #漫画 #時間クエスト pic.twitter.com/ftFxOUrh3H
— 岡野純🖋Kindle新刊「習慣ハッカー」発売中 (@jun0424) March 8, 2020
これがつまり自分の作品を改めて読み直すきっかけになっていたわけですが、そうしているうちに、変な話「すごい面白いな」と思えたんですよね。
途中までしか描いていないのがもったいない!と思えるくらい。
自画自賛な上に、描いてないのも僕自身の問題なんですけど。
でも続きをすぐに描けるわけじゃないし、 今この時点で面白いんだから、必ずしも「完成」にこだわる必要はないんじゃないだろうか。
というか、もしこの「未完成品」の状態で読者さんに「続きを読みたいと思えるくらい面白い」と思ってもらえるとしたら、それがもうこれらの作品にとっての「完成」と言えるんじゃないだろうか。
つまりこれらの作品は、未完作品であることですでに存在意義がある。
そう思えてからは、半ば勢い任せに一気に作業。
発想からおよそ1週間で発売に漕ぎ着けることができました。
どの作品の続きが読みたいですか?
今作は倉園佳三さんと佐々木正悟さんが立ち上げられた「グッドバイブス eBooks」レーベルから出版させていただきました。
こちらのページでの拙著紹介文に、このように書かれています。
とくに気に入った作品があれば、SNSなどで応援メッセージを投稿してみましょう! あなたの一言で完結作品に生まれ変わる……かも。
実はこれはマジメに考えたりもしてまして。
未完成でもこれはこれで完成してると思えるのは事実ですが、とはいえ続きを描けるものなら描いてみたいと思いもしますし、誰かが続きを読みたいと言ってくださるなら可能な限りお応えしたいという気持ちもあります。
参考までにそんなお声を聞かせていただけたらありがたいなと思いますので、ぜひハッシュタグ「#習慣ハッカー」をつけてお気に入りの作品、続きを読んでみたい作品などを教えていただけると嬉しいです
『EVERNOTE FANTASY』無料公開中!
収録先のうちのひとつ『EVERNOTE FANTASY』を、noteでまるまる無料公開しました。
「どんな感じの作品が収録されてるのか気になる」という方はぜひ雰囲気を掴むためにご覧いただければ幸いです。
習慣ハッカー 岡野純の「マンガでわかる」作品集 (グッドバイブス eBooks)
Posted from するぷろ for iOS.