ウチの会社でも「働き方改革」が、最近になって声高に叫ばれるようになりました。
僕自身はすでにほとんど残業していないのでこれによって何かを変えるということは特にないのですが、上司や同僚は少なからず変化を余儀なくされているようですね。
ただ、会社から残業しなくていいと言われてるのだから、これはみんなにとって喜ばしいことなのだろうな…と漠然と思っていました。
ところが、社員たちから本音をこっそり聞く機会があって気づいたのですが、どうやらそうでもない様子。
みんながみんな「残業したくない」とは思っていない
残業すれば単純に仕事が進むし、残業代ももらえるし…ということで、必ずしも誰もが残業ナシなど別に望んでなかったりする。
そういう人もいるだろうなとは思ってましたが、どうやらそういう人の方が多そう…という雰囲気を感じて、これはちょっとしたカルチャーショックでもありました。
これでは、残業無くすなんて簡単じゃないよな、と。なかなかに根が深い。
残業より大事なことがないと残業する
思えば僕も昔は、当たり前のように残業していました。
終電近くまで仕事したり、時には徹夜したりといったことも珍しくなかった。
そんな僕が、今は月残業5〜6時間程度です。
そうなれたのにはいろんな理由があるけど、一番大きかったのは「残業なんかより大事なことがある」と思えたからかなと。
たとえば、早朝に漫画を描く時間を確保したいだとか、夕飯を家族と食べたいだとか。
そういうのがなかったら僕も今も残業を普通にしてたかもしれません。
そう考えると、企業は「働き方改革」を常套句のように繰り返すだけでなく、「残業してる場合じゃない」と気づかせてあげるようなメッセージみたいなのも合わせて施策を進められたらいいんじゃないかなぁ…と思ったのでした。
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