これからの絵描きは絵を描くのみならず講演会を行なったり、自分で自分の作品の営業をしたりというようなプレゼンの機会も増えてくると思われます。
プレゼンスキルの習得は避けて通れない道となるわけですね。
僕のようなマイクロ漫画家は特にそうです。
さて、どうせ絵描きがプレゼンするならちょっとでも「絵描きらしさ」を出してインパクトを聴衆に与えてみたいと思いませんか?
そうは言っても「絵描きらしさ」ってどう出したらいいの?という方のために、僕自身実践したことのある「絵描きらしいプレゼン手法」を3つご紹介いたします。
紙芝居型プレゼン
いわゆるごく一般的なスライド形式のプレゼンですね。
ツールはPowerPointやKeynoteなど。
ただ、ここでテキストやグラフなどを多用した普通のスライドを作ってもしょうがありません。
せっかくですから、一枚一枚イラストを全面に出したスライドを作りましょう。
スライド一枚を漫画のひとコマになぞらえて、ストーリーの流れを意識することであたかも漫画をコマ送りで見ているような、絵描きらしいプレゼンに仕上げることができます。
「第1回アシタノワークショップ」での講演時のスライドがこの手法でした。
特殊なツールを使用できない環境や雰囲気のとき
には、この手法が便利です。
本業の昇進試験の時にも思い切ってこの形式でプレゼンしてみましたが、見事合格できました!
ズーミング型プレゼン
Preziというツールを用いたプレゼンです。
コマの中にまた別のストーリーを忍ばせてみたり、引いて見ることで全体のストーリー構造を表せたりと、ズームを利用した全く新しいダイナミックな表現が可能です。
普通に使ってもインパクト大ですが、絵との相性が抜群ですね。
「東京ライフハック研究会」や「趣味と未来のスケッチブック」での講演でこの手法を用いました。
ライブ型プレゼン
最後に、「その場で描く」という臨場感たっぷりの、まさに絵描きのライブ型といえるプレゼンです。
書き込みができてプロジェクタに映せるツールならなんでも良いと思います。
パワポやお絵描きツールでもできます。
事前の資料作成の手間を削減しつつ、現場で生ライブしてみせるというのは絵描きプレゼンの究極とも言えるかもしれません。
実際「タスクセラピー」や「NUBOARDユーザーミーティング」でやってみましたが、お客さんから「まさかいきなり書き出すとは思わなかった」という驚きのお声をいただくことができました。
以上、僕が「絵描きらしいプレゼン」を心がけて実践してみた3つのプレゼン手法でした!
ぜひ絵を描かれる方は試してみてくださいね。
ちなみに11/23のイベントでは「ズーミング型プレゼン」で講演させていただく予定です!
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