みなさんは「キュレーション」あるいは「キュレーター」という言葉をご存知でしょうか?
キュレーションとは、溢れる情報の中からある一部を拾い上げ、そこに自分なりの新たな意味を付与して他の誰かに提供する行為のことを言います。
そしてそれを行う人をキュレーターと呼びます。
ここにひとつの4コマ漫画があります。
たった4コマですが、ここにはキュレーションにまつわる私の1年間の出来事が詰まっています。
私は皆さんにキュレーターになることをオススメいたします。
その理由、そして手法について、私の体験談を交えながら、この4コマに乗せてお話しさせていただきたいと思います。
ある年の春、私はブログを始めようと思い立ちました。
そしてせっかくやるなら、少しでも誰かの役に立つ記事が書きたい。
そう思い、私は本業で培った知識を生かし、ITの活用法や用語について解説する内容にしようと考えました。
やがて、情報を求める多くの人が私のブログに集まり、何万何十万というPVを誇れる日がやってくるでしょう!
私はそんな期待に胸を膨らませていました。
・・・しかし一方で、こんな想いもありました。
皆さんも考えたことはありませんか?
「新しいアプリのことを書こう!」
「新しいiPhoneの記事を書こう!」
しかしすでに自分よりも早く、しかも丁寧に分かりやすく記事を書いている人がいる。
今さら自分みたいな人間が同じネタの記事を書いたところで一体どれほどの意味があると言うのだろう?
私もそんな風に考えました。
しかし、私は良いことを思いつきました。
「そうだ、マンガを使った記事を書こう!」
思えば私は小さい頃から絵を描くのが好きでした。
それを生かしてITの事も漫画で解説すればわかりやすいし、オリジナリティが生まれるはずだ!
そう思いついたのです。
やがて私のブログは書籍化し、アニメ化し、映画化し多くの人に讃えられる日がやってくるでしょう!
そんな期待に胸を膨らませていました。
・・・しかしその一方で、またしてもこんな想いが私の頭をよぎったのです。
今や、漫画で何かを解説するという事は特に目新しいものではありませんでした。
また絵が好きだったとはいえ、技術も実績もド素人な私の絵が一歩抜きん出た存在になれるとは到底思えなかったのです。
どこかで聴いたそんな歌を口ずさみながら、思い悩みながら、ブログを書き続けていったのを覚えています。
ですが、1年後。
私の人生は大きく変わっていました。
アシタノレシピというブログメディアで活動することもできるようになりました。
繰り返しになりますが、私は特に目新しい情報を提供したわけでもビックリするほど上手な絵を描いたわけでもありません。
では一体私の行なった何が、私を変えたのだと思いますか?
実はその答えとなるのが「キュレーション」です。
私はこの「キュレーションの時代」と呼ばれる現代に追い風を受けて、自分の夢を叶えることができたのです。
▼実際のスライドはコチラ
4コマでわかる!キュレーションのススメ #tokyohack010 by jun okano on Prezi