僕はブログを書くことが本当に楽しいと思うし、役に立つと思っています。
ですからいろんなところで、「ブログを書くこと」を人にオススメしてきました。
その時のオススメの理由はと言うと、
- アウトプットになるよ。
- フィードバックを得られるよ。
- コミュニケーションが取れるよ。
- ライフログになるよ。
端的にまとめれば、こんなものでした。
しかしごく最近、その考えを覆されるような衝撃をある作業の中で受けました。
それは、先週金曜日に僕が更新したアシタノレシピのエントリーを書いている時のお話です。
あなたの背中を押す!先人たちが語る「ブログを始めた50の理由」
はじめはきっかけを「集約」しようと思った
先日の企画(#myblogstart)に乗って「ブログを始めたきっかけ」を書いてくれた人は本当にたくさんいらっしゃいました。
現時点で確認できただけでも、約70名ほどのブロガーが参加してくれたのです。
これほどの数が集まったなら、統計データとして生かさない手はありません。
ですから僕は改めて、それぞれみなさんの「きっかけ」を洗い出してみることにしました。
その時に僕が考えていたのはこんなことです。
何十人もの人が参加したとは言え、結局その「きっかけ」はいくつかに集約されるはずだ。
せいぜい10個以内くらいだろうか。
その統計をとって、棒グラフや円グラフで表現してみせればいい。
しかしそれは大変に難しいことだと気づきました。
集約すべきでない「想い」があった
思った以上にみなさんの「きっかけ」は様々だったのです。
十人十色どころか、人数以上の種類に及ぶ「きっかけ」がそこにはありました。
ただ、強引に集約しようと思えばできたのかもしれません。
例えばこれは「コミュニケーション目的」、こっちは「情報発信目的」だな、というふうに。
しかし、そのようなジャンルで引っ括めてしまうのが正解とは思えませんでした。
それほどにみなさんの想いは単純ではありませんでしたし、熱量の高いものだったからです。
例えば「その時の気持ち、記憶を冷凍保存しておくため」というフレーズを、単なる「ライフログ」という言葉でまとめてパーセンテージを出したところで誰がグッとくるでしょうか。
僕は各々のフレーズに潜む「想い」を殺したくなかったのです。
集約にそれほど意味がなかった
また、今回に限ってそのような「集約」はあまり意味を持たないことに気付きました。
僕が今回のアシタノレシピで書きたかったのは、ブログを書くことの楽しさを知ってもらい、今一歩踏み出せない人の背中をそっと押してあげられるようなエントリーです。
そのためには、より具体的な「きっかけ」が数多く列挙されていたほうがいい。
そのほうが「自分と近しい考えの人」を見つけられると思ったからです。
自分と似た考えの人がそこにいて、その人がこんなきっかけで始めたブログが今なお継続し楽しめている。
であれば、自分もそのきっかけでブログを始めればうまくいくのかもしれない。
そんなふうに感じてもらえるのではと思い、思い切って集約するのは止めて、ひたすらに列挙することにしたのです。
ブログを好きに書いていい理由
ブログを始めるために立派な理由など必要ありませんし、決まり切った答えなどもありません。
人の数だけドラマがあるように、人の数だけブログを始める理由がありますし、意味があります。
だからこそ、ブログは好きなことを書いたらいいのですね。
そんなことを僕自身に気づかせてくれた、今回の企画とエントリーでした。
今回のおま4
今回描かせていただいたのは、「HAYA技」のHAYA(@haya1111)さんです!
ブログをワンピースに例えたすばらしいエントリーはこちら!
私がブログをはじめたキッカケと世界観について #myblogstart | HAYA技
おま4の31人目です!
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