前回のお話はこちら。
この時代に夢を叶えようとしないなんてもったいない【アシタノツール&テクニックVol.6】 « 4コマでわかる!ITのこと
いくら夢を叶えやすい時代だと言っても、夢を書き出しただけで叶うほど世の中は甘くありません。
行動しなくては意味がありません。
でも、現状時間がないのは本当でした。
だからといって、24時間365日意味のあることをしていると思えなかったのも事実です。
その証拠に、なぜ僕は忙しいのかを自分で説明できなかったのです。
なぜ時間がないのか、何に時間を割いているのか。
それが分からずに、状況を改善させることは難しいと思いました。
そこで僕が実践した3つめのテクニック、それが「時間簿をつける」というものでした。
時間簿をつける
時間というのは、お金と非常に考え方が似ています。
普通の人が、家計簿をつけずにお金を貯めるというのはまず無理でしょう。
同様に、自分がどんなことにどれだけ時間を使っているのか。
それを把握してはじめて空き時間を生み出すことができるのです。
ですから僕はまず、家計簿ならぬ時間簿をつけることにしました。
Googleカレンダーで時間を見える化する
僕はまずGoogleカレンダーの中に、自分の睡眠時間、勤務時間などを入れ込みました。
これはお金でいう家賃や保険料のように、あらかじめ24時間という中から削減できない、あるいは削減すべきではない固定時間を天引きしておくということです。
Googleカレンダーであればこのように埋まった時間、空いている時間を分かりやすく可視化することができます。
また繰り返し設定ができますので、睡眠時間などを毎日いちいち入力する必要はありません。
空き時間を作り、的確にやりたいことをこなすために
こうすると、自分が自由に使える時間というのがいかに少ないかを目の当たりにすることができます。
さらにここには食事の時間、トイレやお風呂に、家族との時間なども入ってきます。
それらはまだ意味のある時間と言えますが、残業やネットサーフィンなど、無駄な時間も実際には多々あるのでしょう。
そうなると、自分の現状をより正確に把握した上で効率を図ること。
それからやるべきことの優先順位を見極め、その都度取捨選択をする必要があると気づきました。
これが次回以降でお話するふたつのテクニック「タスクを管理する」と、「行動ログをとる」を僕が実践しようと思ったきっかけでした。