【IPアドレス（アイピーアドレス）】
IPアドレスとは、インターネットプロトコルアドレス
（Internet Protocol Address）の略。
インターネットなどネットワークに接続する
コンピュータ1台1台に割り振られた識別番号の事です。
私たちの住所と同じで、同じネットワーク上では
この番号に重複はないようにされています。
2010年現在IPアドレスとして多く利用されているのは
IPv4というバージョンで、
32ビットの数値から構成されており、
124.83.139.192というような番号になっています。
私たちが普通にネットをする上でIPアドレスなどというものを
意識する事はほとんど無いと思いますが、
たとえば先ほど挙げた番号124.83.139.192、
これを「http://124.83.139.192」という
形でインターネットの画面に入力してもらうと…
どうでしょう、見慣れたyahooの画面が表示されたでしょう？
実は124.83.139.192というのはyahooの
コンピュータのIPアドレスなのです。
ただ私たちがこの番号を覚えるのは大変なので、
「yahoo」という言葉で検索すれば
自動的に124.83.139.192につながるように
仕組んでくれているんですね。
しかし32ビットの数値では42億（2の32乗）台までの
コンピュータまでしか識別できないため、
ネットにつながるコンピュータが増えた現代では
IPアドレスが足りなくなる恐れ、
「IPアドレス枯渇問題」があります。
そのため、IPv6という128ビットの数値で構成される
次世代のIPアドレスが生まれましたが、
まだ普及が進んでいないのが現状みたいですね。
ちなみに、こうしてインターネットに接続するための
IPアドレスは「グローバルIPアドレス」という
世界で一つの番号を使うものですが、
たとえば一つの家庭やオフィス内だけでつながる
ネットワークに使用する「プライベートIPアドレス」
というものもあります。
こちらは世界で一つではなく、同じネットワーク内で
かぶらなければいい番号です。
つまり、A会社内だけでのネットワーク内のコンピュータに192.168.0.1というIPアドレスが振られていた場合
A会社内ではその番号はもう他のコンピュータでは使えませんが、
B会社内のネットワークではまた192.168.0.1を使っても
大丈夫ですよ、というわけですね。
読んでくださってありがとうございます。
当ブログはランキングに参加しています。
皆さんのご協力クリックをお願いいたします！
↓
