Outlookなどでメールで分類するときは、フォルダを使っている方も多いと思います。
Aさんから来たメールならAさんというフォルダに入れておいたり、
Bプロジェクトに関するメールならBプロジェクト関連などというフォルダに入れておいたり。
では、Aさんから来たBプロジェクトに関するメールは
どちらのフォルダに入れておいたらいいでしょう?
このように、複数の属性を持つために分類場所が分からなくなってしまう問題を、
鳥類と哺乳類の特性を持ったこうもりにちなんで「こうもり問題」と呼びます。
このこうもり問題対策のため、Gmailではフォルダという分類方法が存在しません。
代わりにラベルというものを使って分類します。
フォルダがメールを種類別の箱に分けるような分類方法であるのに対し、
ラベルというのはメールに種類別の付箋をつけておくようなものです。
ひとつのメールはひとつの箱にしか入れられないけど、
付箋ならひとつのメールに何枚でも貼れますよね。
つまり、ラベルでの分類方法というのは
ひとつのメールに対して複数の属性をつけられるので、
どちらに分類しておいたらいいの?という悩みをなくせるわけですね。
しかし、受信したメールにいちいちこのラベルをつける作業が面倒だったりするんですよね。
というわけで次回と、その次との全3回でこのラベル付けを極力自動化して、
メールを自動的に分類するテクニックをご紹介したいと思います!