みなさん、きっといつも忙しい日々を送っておられることと思います。
仕事でもプライベートでもやりたいこと、片付けたいことがたくさんある。
でも時間がない、何からやったらいいか分からない。で、なんにも進まない。
そんなこんなでストレスを抱えながら、毎日忙しく過ごしておられるのではないでしょうか。
何を隠そう僕はそんな感じです。
そんな僕が、少しでもストレスを抱えないようにするために意識している考え方があります。
GTDというものです。
GTDというのはGetting Things Doneの略で、
デビッド・アレンという米コンサルタントが提唱した仕事管理の考え方のひとつです。
ちょっと簡素化したり言葉を変えたりしますが、
ざっくり言うと以下のようなステップで仕事を進めていきましょう、というものです。
1.やること、気になってることを洗い出す
まずは自分の抱えてる仕事、やりたいこと、気になっていることを洗いざらい書き出します。
「これは書くほどでもないかな‥」とか悩むのは厳禁。
とにかく頭の中のものを洗い出します。
洗い出された項目(タスク)が入っている場所を「inbox」と呼んだりします。
2.タスクを振り分ける
inboxに入っているタスクを、次の法則に則って振り分けます。
- 2分以内にできるもの→今すぐやる。
- 2分以上かかるけどすぐやるべきもの→「次のアクション」に振り分ける。
- 複雑なもの、長期間にわたるもの→「プロジェクト」に振り分ける。
- 人に任せられるもの→人に任せて「連絡待ち」に振り分ける。
- 今やらなくてもいいもの→「いつかやる」に振り分ける。
- 行動する必要がないもの→「資料」に振り分ける。
- 不要なもの→「ゴミ箱」に振り分ける。
必ずいずれかに振り分けて、inboxは空になるようにします。
3.毎日あるいは週一でレビューする
再びinboxに溜まった分を振り分けたり、振り分けられてるものを見直したり、
プロジェクトに振り分けてたタスクを細分化してみたり。
以上のステップを繰り返してゆくのがGTDです。
タスクを入れておく場所は手帳でもいいし、ウェブツールでも。
自分が参照しやすいツールに入れておきます。
ただしツールは分けずにひとつにするのが理想です。
これさえ見れば自分がやるべきことはすべて書いてある!というふうに。
要するにGTDの目的は、頭の中でもやもやしているものをすべて可視化して、
それを処理する順番までひとつのツールを見れば判断できる状態にしておくことで
ストレスを減らそう!というものなんです。
とまぁ今回は直接ITとは関係なさそうなお話をしましたが、
実はITツールを効率良く使っていくためにこのGTDという考え方が随所で必要になってくるんですね。
というわけで今後もちょいちょい出てくる言葉ですので、ぜひざっくり覚えておいてくださいね~。