僕のような臆病者には、臆病者なりの夢の叶え方がある

アウトプットの巻


僕は、臆病者です。

「漫画家として生きていくのが夢だ」なんて言いながら、会社を辞めてまでそれに向かおうとはしません。
だって、確かに一応漫画は描けるけど、僕より絵が上手い人なんてゴロゴロいます。
家族のこともあるし、一念発起して会社を辞めて食べていくなんてとてもじゃないけどできっこありません。

…なんて、もっともらしく理由をつけているけれど、結局僕は本気で夢を叶える覚悟がないだけなのかもしれません。
絵が上手くなかろうが家族がいようが、夢のため、自分のためにすべてを投げ打って夢に向かえる人はいる。

それをしようとしない僕は、つまり臆病者なんだ。
そんな臆病者が夢を叶えて好きなことをして生きようとするなんて、ムリなことなんだ。

…そう思っていた時期が、僕にもありました。
でも、いま僕は漫画家をやっています。

絵も上手くなっていないし、会社も辞めてもいません。
相変わらず度胸はないし、人見知りも治っていません。

でもいま僕は、漫画家をやっています。
つまり、臆病者のまま夢を叶えたのです。

いまにして思うことがあります。
それは、僕以外にも「夢見る臆病者」はいるんじゃないかってこと。

ずっとやりたかったことがある。
久しぶりに思い出してやりたくなったことがある。
ふと思い立って、始めたくなったことがある。

でも今現在の自分の環境…たとえば仕事のことや時間のこと、家族のこととかお金のこと、それに周りの目とか自分のプライドとか、そういったものをちょっとでも犠牲にしたくなくって、どうにも動けない。

こういう境遇にある人は決して少なくはありません。
夢の大小を問わなければ、ほとんどの大人がそうと言えるでしょう。

でも、じゃあ、このほとんどの大人たちは夢を叶えられない人なんでしょうか。
夢を叶えられるのって結局、本で読んだみたいな強い信念を持って夢に邁進する人ばかりなんでしょうか。

そうじゃない人たち…夢のために何も犠牲にできないような臆病者が「やりたいことをやろうとする」のはおこがましいことなんでしょうか。
不可能なことなんでしょうか。

僕は、そうは思いません。
夢のために臆病になるのは当たり前のことです。
でもそれは決して情けないことなんかじゃなくて、臆病者でもできる夢の叶え方…いや、臆病者だからこそできる夢の叶え方もあるのです。

なにも捨てずに夢を叶えた僕だから、自信を持ってそう言えます。
そのために必要なのは大きな才能でも強い覚悟でもなく、ちょっとした「パラダイムシフト」と「仕組み化」、そして「同志の存在」によって作り上げることができる「ライフエンジン」だけでした。

臆病者には臆病者なりの、夢の叶え方がある。
僕以外の「夢見る臆病者」にそれをお伝えしたくて、下記イベントにて登壇させていただきます。

ご参加をお待ちしております!

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